こ私は中国語の勉強を始めて10ヶ月になります。
これまでのところ学んだ中国語を使う機会はありませんでしたが、ときどき周囲の人々が話している中国語の単語が聞き取れると、とても嬉しいです。
中国語の言語としての規模を中国本土の面積にたとえるならば、まだまだ数歩歩みだしたのに過ぎませんが、それでも私にとっては大きな一歩です。
そもそも何故中国語を学ぶことになったのか?その理由をはっきりとは覚えていません。
勤めている会社では中国語ができなくて困ることはありません。
もし仕事で中国語が使えた方が良いと判っていたとしても、恐らくそのために勉強を始めることはなかったでしょう。なぜなら新しい言語を学ぶということはとても大変なことであることを知っていたのから。
日本で聞いた話では、シンガポールでは会社では皆英語を話しているということでした。
確かに会社での公用語としては英語が使われていますが、ほとんどの人は会社にいるときでも日常中国語で会話をしています。
仕事の話に限らず個人的な話でも、皆中国語で楽しそうに会話をしています。
私の勤めている会社では大勢の中国人、マレーシア人およびシンガポール人中国語で会話できる人々を除くと、少数のインド人、フィリピン人および日本人中国語で会話できない人々で、ほとんど皆中国語で会話することができます。
私は心のなかでつぶやきました。大変なことになった。
英語ですらもまだまだ自由に会話することが出来ないのに、中国語で会話をしなくてはならないとは。どうしよう!
大変ではあるけれども中国語を勉強して、皆の話を聞いて理解できるようになりたい。
皆と会話をするだけでなく、心と心の交流もしたい。
それは、一年程前のことです。
ある日、日本人会の会誌に載っていたJSUの広告が目にとまりました。
ほう、日本語で中国語の勉強ができる?これは面白い、都合が良い。
それから一週間後に私はJSU初級@の生徒になりました。まるでもう一度小学一年生になった気分だ。
中国語の勉強を始めて学ぶのは容易でないことが分かった。けれども勉強はとても面白い。
もしもうまく行かないことがあってもOK、はじめたばかりなので失うものは何もない。
すこしでも新しい言葉を覚えれば、一歩前進することができる。
私達の先生からは、根気良く、とても丁寧に教えていただいています。私はとても感謝しています。
現在私は初級Cの生徒になりました。残念ながら、覚えていることよりも忘れてしまったことの方が多い。
しかも、どんどん内容が難しくなってきていると感じています。
けれども学ぶことの楽しさは全然変わっていない。時間をつくって予習と復習をしています。
これからも初心を忘れずに、頑張って中国語の勉強を続けていきます。
いつか会社の同僚と思う存分雑談できることを願って。
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