みなさんこんにちは。私の名前は杉本仁です。シンガポールに来て7年、JSUで中国語を習い始めて1年半になります。
今日中国語を始めた理由について話したいと思います。
中国語とはどういう国なのだろうか、中国の文化とは、果たしてどういうものなのだろうか?日本の漢字と中国語には発音はもちろん、どんな違いがあるのだろうか?興味がありました。
日本の漢字の発音違いはおそらく遣唐使として中国大陸に留学した僧侶たちが、耳学問で覚えた漢字の発音が、日本流に書き直されてそのまま日本語として定着し今日に至ったと聞いた。
私は今まで発音は違っても、ほとんど意味は同じだと思い込んでいたがその面白い違いに気づいた。
まず、湯という文字。日本語ではお湯、お風呂、温泉も含めた公衆浴場の意味で湯の文字が大きく入り口に掛かっている。
しかし中国語ではスープの意味。かなり感覚が違う。
日本に来た中国人が町の銭湯や温泉の入り口の大きな湯の文字を見たときに大きな勘違いをするのを思うと何か面白い。
次に切手だ。中国語では郵票と書く。日本に来た中国人が郵便局に行って切手を買うときサインボードが切手となっているので手が切られると思ったと聞いた事がある。面白い冗談だ。
その他に、中国語で「走」、「机」、「経理」など日本語とはまったく違う意味になる。
「走」は日本語では走る、中国語では歩くという意味、机は日本語の意味は中国語のテーブルにあたる、中国語では「机」は機械の意味。
経理は日本語ではアカウントの意味で中国語でいう社長の意味を持たない。面白い。日本の経理担当者が中国では会社の社長になってしまう。
このような違いを知ることは、私が中国語を習って始めて分かったことで、大変興味深いことです。逆に日本の漢字の意味と中国語がいかに同じところが多いかも分かる。
中国に行って自分の言葉で人と話ができる。そんな夢をあきらめずに今後も頑張りたいと思います。
以上で私のスピーチを終わらせていただきます。
謝謝!
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