中国、近いようで遠かった国、それが今僕にとってとても近く今一番興味のある国。
今までの私の人生の中で自分の興味を変える大きな影響が2つありました。
まず、外国文化といえば洋画ぐらいしか興味のなかった僕があるきっかけで高校時代アメリカへホームステイすることになったこともあり、それ以降外国に対する興味を持ち、言葉から、ファッション、音楽すべてがアメリカかぶれの高校生でした。
このときの経験が異国の人とコミュニケーションができたらどんなに楽しいんだろうと思ったきっかけでした。
この経験が元で大学も英語関係の学部に進学。毎日が西洋カルチャー漬けの毎日。
大学に入学後、選択科目で中国語がありましたが当時は「中国語、ラーメン、ジャッキーチェン」ぐらいの興味しかありませんでした。
またクラスメートに中国からの留学生がいたのですが特に親しくなることもなく今考えると大変もったいなく思います。
その後もイギリスに短期留学するなど英語まっしぐらで進んでいた僕の第二の転機がシンガポール赴任。
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アジアなんてまったく興味がなかった僕。シンガポールに赴任が決まったときでさえ「シンガポールってどこ」ぐらいの知識しかありませんでした。
このシンガポールで僕にとっての大事件、ある友人と知り合うことがきっかけで中国に強い興味を持つこととなりました。その友人は以前北京大学に留学しており、北京語はぺらぺら。町でも北京語を自由に操る彼にうらやましい気持ちが沸きました。
最初は彼に軽い気持ちで教えて貰いましたが友達とはいえ教え方は結構厳しく時には僕の口の中まで指を突っ込んできて‘ここに舌を漬けるんだよ!’なんて事もしてきました。
現在彼は上海へ転勤となりこの前のGWには上海へ遊びに行ってきました。
これが私の中国、中国語に興味をもつきっかけとなり、今では10年前と正反対、中国圏のカルチャーにどっぷりとはまっております。
見る映画は洋画から香港等の中華圏の映画へ、音楽も洋楽から中華ポップスへ。
僕の生活スタイル、趣味はこの3年でまったく変わりました。
因みに余談ですが僕の顔は日本人に見えないようでほぼ100%の人から中国人に見えると言われます。
タクシーに乗ればほぼ間違いなく英語ではなく中国語で‘去那里’と言われます。以前は「日本人です!」と言いたくなりましたが今ではそんな会話も楽めるようになりました。
今では仕事でも中国語を使う機会も出来、プライベート、仕事と沢山の方と知り合うことも出来今まで以上にもっと勉強したいという気持ちが沸きあがっております。
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当面の目標は中検2級合格とその友達と中国語で会話が出来るようになるまで一生懸命勉強していきたいと思います。
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近そうで遠かった国がやっと近くなりました。
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