ー 原稿    
 
シンガポールの何が好き?何が嫌い?
 
ー 荻野 裕子
今日はシンガポールの何が好き?何が嫌い?について少しお話したいと思います。

私がシンガポールに住んでもう7年が過ぎました。

現地採用として働いているので、任期の契約期限はありませんので好きなだけ、住み続けることができます。
私をここに住み続けさせる、シンガポールの魅力とは一体何なのでしょうか?

シンガポール人の恋人がいるわけでもない、またカジノがもうすぐ出来るのを待っているわけでもありません。

淡路島と同じくらいの大きさしかないこの島に、これだけ多くの世界各国料理を食べることができるのは、驚くべきことです。そのような国の人々が実際ここに暮らしているからこそ、各国料理のレストランの味もまた良くなるはずです。

幸いにも、シンガポールは東京ほど大きくないので、どこに食べに行こうか、気軽に決められます。
また、言うまでも無く、中国国内の地方料理のお店も簡単に見つかります。

チャイナタウンに私の好きな中国・東北地方の料理を出すレストランがあるのですが、そこの従業員は皆英語が一言もしゃべれず、中国語だけしか話せません。だから中国大陸から来た人々が、お客さんとして自然とここに集まってきます。店内はまるで中国にいるかのような雰囲気なのです。

友達と時々一緒に行くときは、本場の東北料理に舌づつみをうちつつ、店員に話しかけて、いわゆる無料の中国語講座を楽しんだりします。
つまり、たくさんの美味しいものを味わうことこそが、シンガポールにおける最大の楽しみなのではないか、と思います。

シンガポールでは中国語だけではなく、英語を勉強することもできます。ただ独特な発音をする人も中にはいますが。。。。 とにかく日本と比べ、外国語を使うチャンスが非常にたくさんあります。

ところで、シンガポールについて、嫌いな面も当然あります。しかし今現在、日々楽しく、仕事も充実して暮らしているので、今日ここでわざわざ嫌いな面についてお話するのはやめておこうと思います。

シンガポールを離れる時が決まるまで、これからももっと他にシンガポールの魅力を見つけていきたいと思います。

 
   
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